木型 | チョロQ研究序説

木型

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

本日Q日はチョロQ学園の「秘蔵お宝コレクション」を公開いたします。

前回は「A-36 シュビムワーゲン」の樹脂型をご紹介しましたが、本日は「木型」です。
車種は「A-82 CELICA GT-FOUR」。
木型は角材をノミや彫刻刀で削りこみチョロQの形にしていきます。材料は昔は朴(ほお)という木材。細かい部分にはケガキ線が入れられモールドを成形しています。
形を見るための試作品でボディとシャシーは一体成形になっています。もちろんエンジンレスでシャシーにはシャフトを嵌めることができるように溝がつけられており、タイヤをつけて外観を確認することができます。
これを元に上下に分割した樹脂型が作られたんですね。
最近ではCADから直接樹脂型が製作されているので木型は存在しないようです。
昔ながらの味わいが素朴な逸品です。