豆かAか 第1回 | チョロQ研究序説

豆かAか 第1回

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。
第1回は「豆かAか」のお題でスタートします。

豆ダッシュは1980年7月の先行販売。正式販売はマメダッシュで12月リリース。
チョロQの名前で数ヶ月後に発売されたAセットとはまったく同じようにみえるのだが・・・。
コアなコレクターのみなさんはご存知のようにマメダッシュ/Aセットは亀ノ子エンジンを搭載している。いまさらですが初めての方もいらっしゃると思いますのでちょっと説明。
チョロQは通常今日発売されているメカと同じ パンサーエンジンが組み込まれている。パンサーエンジンは爪で上から押さえるホールドをするが、亀の子エンジンはサイドからはさむようにセットされるため上から押さえると外れやすかった。つまりシャシーもマメダッシュとチョロQでは異なる形状をもっています。マメダッシュとAセットの違いは同じ亀の子エンジンながらシャフト径が1.0mmと1.2mmの違い。すなわち強度アップの改良が施された点だ。ノギスという100分台まで計れる計測器をつかうと計測できるのだが、あまったマメダッシュとAセットは一緒くたにされて販売されたため当時入手された方も答えをだしにくい。もっと明確な違いはないか?
ちなみにチョロQに使われているプルバックゼンマイ、もともとは精工研というギアーボックスを扱っているメーカー製。ゼンマイについては話が長くなりそうなのでまた別の機会に・・。
http://www.seikoken.com/

さて本題、今回研究発表にあたり、ある著名コレクターから有力な仮説を入手!ヒントはエンジン。これについては 写真付きでまた明日。