チョロQ研究序説 -580ページ目

パジェロ ピンククリア

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

本日は連載している「スーパーチョロQ」の日本製とTAIWAN及び中国製の違いを検証します。
「スーパーチョロQ」は下記の18種類が存在します。

33 ザウバー メルセデス ブルークリア
34 トヨタ TS010 グリーンクリア
35 スープラRZ レッドクリア
36 ジャガー XJR プレーンクリア
37 フェラーリF-40 イエロークリア
38 セリカ(S185) オレンジクリア
39 スカイラインGTR32 ウォータークリア
40 R90CP ライムクリア
41 NSX バイオレットクリア
51 RX-7 ダーククリア
52 パジェロ ピンククリア
53 トヨタ ソアラ マリンクリア
59 NSX プレーンクリア
60 フェアレディZ300ZX ブルークリア
61 スカイラインGTR32 イエロークリア
65 オデッセイ ブルークリア
75 トヨタ ソアラ メカニッククリア
78 FTO ブルークリア

数字はコインホルダーに付けられた番号になります。
この時期はシャシー裏のナンバーが型の番号で
色違いの製品にもコインホルダーに番号が振られました。
詳しくはチョロQ学園のSTD改廃リストをご参照ください。HG、STD以降の番号の変遷を確認できます。

この中で外車3種とR90CP、RX-7だけは早々に絶版になったため日本製のみ。
ソアラ メカニッククリアとFTOブルークリアはTAIWAN製のみとなります。

今回スポットを当てるのはパジェロ。
さてどこが違うのでしょうか?

実はボディが違うのです。日本製は透き通るような美しいピンクなのですが中国製はくすんだピンクになっています。

チョロニウム

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

昨日ご紹介したスーパーチョロQ。このチョロQは「攻略王」での紹介が面白いので読んでみよう。(写真)
「攻略王」とはメーカーであるタカラが当時カタログとして店頭に配布した冊子。
冒頭から気合入りまくりです♪

アノ噂はマジだった!


チョロQファイターの最終兵器「スーパーチョロQ」

謎の黒いチョロQに再び戦いを挑まれたMADブラックレーサーを勝利に導くため、親友のチョロQ学者エースが開発したクリスタルボディ!「ありがとう、エース」間一髪手渡され、MADは辛くも勝利した。

ここで出てくるMADレーサーはイベント会場などでレースを盛り上げてくれるお兄さん。チョロQ学者エースという設定もすごいがこのクリスタルボディは マジンガーZも驚きのマテリアルなのだ!

新たに研究された素材

その名は「チョロニウム」

チョロQの素材はABS樹脂が使われている。従来のクリアボディのチョロQは当時の技術ではワレやすかったため透明感のないくすんだカラーだったのだが、このチョロニウムはなんと透けるようにキラキラ光る美しさを実現したのだ!

クリア度92%up!


ドレスアップ度86%強化!


目立ち度98%向上!


プレイ度83%上昇!


さらに解説が入る。「チョロニウムとはスーパーチョロQ用に特別融合されたPSマテリアルのことだ!」
しかも各6種にはそれぞれ固有の特徴が存在してしまうゥゥ!
レッドチョロニウムは加速しても抵抗に負けないパワー!
プレーンチョロニウムは加速頂点を最大まで高める!
グリーンチョロニウムは地脈のパワーを供給源として敵を撃破!
イエローチョロニウムは太陽のエネルギーを吸収しあらゆる条件下でも高速を安定!
ブルーチョロニウムは対海用イオンエナジーを唯一供給できる!
オレンジチョロニウムは高熱の砂漠で戦うネイティブチョロQ!

スーパーチョロQは全18種類。
本日紹介した6種に始まって1997年のFTOブルークリアまで。
販売期間は1995年~2000年までで約5年間。後年は実車らしくないということで時代のニーズに合わず売れ残っていることもしばしばだったのでまだ玩具屋さん巡りをすると出会うことができるかもしれないチョロQです。

今月25日はクリスマス。ツリーに飾っても楽しいチョロQです♪

プリズムステッカー

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

本日の研究レポートは スーパーチョロQ。従来ノベルティ仕様もしくは一部の有力販売店限定だったクリアボディのチョロQをスタンダードで展開したチョロQが「スーパーチョロQ」だ。
1995年にテスト販売され好評だったため1996年一般販売された。
テスト販売品には一般販売されなかった色も含まれており希少価値の高いものになっている。
一般販売された仕様にはいずれもキラキラ光るシールがボンネットに付いて登場した。
今回はこのキラキラ光るシール、「プリズムステッカー」にスポットを当ててみる。

写真をご覧ください。左が日本製。右がTAIWAN製のチョロQだ。
1997年にスタンダードチョロQは完全に海外に移管。一部A品番の型は日本に残っていたが、コストダウンの波で工場の拠点は海外に移された。
そんな時期をまたいだスーパーチョロQは一部車種にロットの違いで日本製とTAIWAN、CHINA製が存在する。
現在はTAIWAN製がスタンダード。特注はCHINAが主に生産の主流となっている。

さて本題の「プリズムステッカー
左と右では明らかに違う点があるのです!

左がほぼ銀色1色に見えるくらい、右は キラキラ宝石のように輝いているように見えます!
両方ともプリズムステッカーの名前の通り、ビックリマンシールなどで使われているプリズム仕様になっているのですがダイヤモンドのカットのように日本製に比べて後年の方がカット数が多くなりより輝度が増しています。
みなさんのお持ちのスーパーチョロQはどっちかな?

明日はスーパーチョロQについて詳しく紹介します。

VWR ニュービートル

とりを勤めるのは ニュービートル
写真をご覧いただいてまず驚くのが・・

フロント型がなんと今年も異なるのです!


ノーマル、2001~カップカー、2004カップカーの3種になりました。
これはうれしい驚きですね!

「ほぼ週刊チョロQ通信」さんでも話題になっているシャシー裏のナンバリング。
調べてみました。

CX
1 2001 #98 CRT CUP CAR
2 2001 #99 CRT CUP CAR
3 COX NEW BEETLE グリーン
4 COX NEW BEETLE オレンヂ
5 COX NEW BEETLE ダークブルー
6 COX NEW BEETLE クリアイエロー
7 COX NEW BEETLE クリアブルー
8 COX NEW BEETLE クリアグリーン
9 COX NEW BEETLE クリアピンク
10 COX NEW BEETLE クリアパープル
11 COX NEW BEETLE クリアレッド
12 COX NEW BEETLE クリアバイオレット
13 COX NEW BEETLE クリアブラウン
14 COX NEW BEETLE クリアスモーク
15 COX NEW BEETLE クリア
16 COX NEW BEETLE ゴールドメッキ
17 COX NEW BEETLE シルバーメッキ
18 COX NEW BEETLE カッパーメッキ
19 2002 #99 CRT CUP CAR
20 Lupo Cup 2003 #99 CRT Cup Car
21 2003 Super Taikyu #99 CRT GT3
22 2004 LeMans24th Audi Sport Japan Team Goh Audi R8 #5
23 2004 LeMans24th CHOROQ Racing Team Porche 911
24 Lupo Gti Cup2004 #99 CRT Cup Car
25 2004 PCCJ #99 CRT GT3 Cup Car
26 2004 VWR CUP #99 CRT NewBeetle
27 2004 PCCJ #1 D.Speed GT3 Cup Car

このナンバリングですがCXのほかにCOとCVがあります。
CXがCOX、COがOEM、CVがVWと推測していますがいかがでしょうか?現在COはNO.20、CVはNO.11まであります。COは意外なチョロQにナンバリングされていますので探してみてください。

ルポGTI

続いてルポGTI。
昨年と同様の型を使用。雑誌「カーグラフィック」の編集者がマシンを駆って参戦。記事も雑誌に掲載されていました。
カーグラフィックとCRTとは長いつきあいで1986年のゴルフポカールレースのカップカーにもスポンサー名が入っています。
もっている人は確認してみてネ。ゴルフポカールの車両をモデルとしたチョロQは下記の3種があります。
・チューンナップPRO ゴルフGTI
・QQQビッグカスタムPACK
・大図鑑エピソードII

ちなみにこのルポのチョロQはVWのディーラーで赤、青、緑のカタログカラー3色が購入できるのですが、カップカーとはポルシェと同様フロント型が異なっています。

アウディR8

続いてアウディR8
2003年から2年連続でルマンに参戦している「チーム郷」のマシン。
今年はクラス2位の戦歴を上げルマンでの日本代表としての活躍は記憶に新しいですネ。

このチョロQは昨年と同様の型を使用しながらも赤と黒のカラーリングがより力強さを感じさせてくれるデザインです。
昨年との違いはウイングです。(写真参照)

ルマン GT3

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

今年CRT(チョロQレーシングチーム)はルマンに参戦!
海外のメジャーレースに挑戦するのは初の試み。
CRTの活躍は1984年に始まり、いったん活動を休止した後、2000年に新生CRTとして今日に至ります。

1984年~85年 シティブルドックレース
1986年~87年 ゴルフポカールレース
1986年~89年 F3
2000年~02年 ニュービートルカップ
2003年~ ルポGTIカップ
2003年 スーパー耐久レース(GT3で参戦)
2004年 ルマンチャレンジ

その歴代で活躍したマシーンはチョロQになって配布もしくは販売されています。今日あたりから注文した人は届いているようです。

さて話題のCRTチョロQ。まずはルマン参戦車両のカップカーとポルシェカレラカップで活躍したモデルの紹介。

ルマン参戦車両はウイング及びフロント部の型を新造した特別仕様。精悍なフォルムを再現しています。文句なしにかっこいいですネ!

Z32よ永遠なれ ④

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

3夜連続でお送りしたZ32アミューズメントチョロQですが、今夜最後のバリエーションをご紹介します。
それは大図鑑にも存在しない 赤メタのレーシング仕様です。

このレーシング仕様はIMSA出場車をモデルとしたレッド/ブルー/ホワイトに塗り分けられたトリコロールカラー。通常は赤色成形がベースなのですが、アミューズメントチョロQに赤メタが存在するのです!
またブルーMAXエンジンを搭載した仕様も存在します。
ボンネットのシールなしの仕様もあります。もちろん後で剥がれたものではなく元からないのです。

ここで考えられるのが1998年と日本製である点。
1998年は日本でチョロQを最後まで生産していた福島工場が閉鎖された年である。シールがないものや、異なるエンジンが組まれてアミューズメントに流れたこのチョロQは実は余った部品を組み合わせたものではないかと憶測してしまいます。もちろん成形カラーが違いますからアミューズメント向けにきちんと作ったものと考えられるのですが、それにしてもシールがないなど完成されていない点に疑問符が浮かびます。
このアミューズメントチョロQですが、ゲームセンター以外には福島のリカちゃんキャスルで当時購入できた点も関連があるのではと考えられます。
福島工場閉鎖とともにダンロップタイヤも生産中止。最後の日本製チョロQとなったのはA-5 フェアレディZの型を使用したジグソーパズルでした。

次の絶版考察ではキラッキラッキラッキラッスタースターをお届けします。
さて何でしょう?

Z32よ永遠なれ ③

続いて、赤メタ仕様。通称ボンネットのシールからバットマンと呼ばれる仕様。
赤色のアミューズメントはこれのシールなしバージョンと考えられる。
この赤メタ仕様は、アミューズメント仕様としてカラーリングは同じでもホイール違いが確認されている。
通常はメッキホイールだが、なんと 金メッキホイールを履いたバリエーションがあるのだ。また通常品との違いはアミューズメント仕様にはコインホルダーシールがない。ボンネットのシールがない仕様もある。
ブルークリアにもアミューズメント仕様が存在し、こちらは ブルーMAXエンジン が搭載されている。コインホルダーシールも他のアミューズメント仕様と同じレーシングとなっているのだ。ボンネットのシールはない。

Z32よ永遠なれ ②

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

Z32のアミューズメント仕様はチョロQ大図鑑には日本製赤、白、青と台湾製のクリアブルーが紹介されています。
この中で後年登場したクリアブルーは通常のクリアブルーと異なり薄いブルーで明らかに異なります。

ブルーを比較したのが写真である。

のっぺらぼう


塗装がないだけじゃないの?と思ったのですが、細かいところに注目するとウインドウがクリアイエローとブラック。コインホルダーのシールが「FAIR LADY 300ZX NO.043」に対し、アミューズメント仕様は3色全て「FAIR LADY 300ZX RACING NO.022」になっています。